小人気分で不思議の国を体験し、道の駅あしょろでラワンブキを食す

足寄町(あしょろちょう)の自慢である「ラワンブキ鑑賞圃(ほ)場」。地元の観光協会がラワンブキを観賞するための自生する環境を保つため圃場を維持し、回遊できる散策路を整備しています。螺湾(らわん)川沿いに自生するフキの大きさが通常とは大きく異なります。人の背を優に超えるたくましいフキが生えており、地元の人は春を実感する食材として毎年心待ちにしています。
道の駅内にあるレストランでは「あしょろ弁当」(950円)でラワンブキを味わえます。固さはなく、フキ独特の香りとみずみずしさが楽しめます。旬の時期には天ぷらの単品メニューも登場。町の居酒屋ララバイでは、珍しいラワンブキのリゾットも提供しており、各店が工夫して地元の食材を使ったメニューを出しています。
水煮のラワンブキは自宅で煮物の具材として添えるとおいしい。塩漬や漬物、ラワンブキを使った羊羹などもあるので、足寄ならではのお土産に最適ですよ。